苺谷 姫華
Maitani Himeka

■ 小学校 : 東京都第七小学校
■ 誕生日 : 1990年 8月 8日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : O型
■ 家族構成 : 父親, 母親
■ 通称:ひめ
■ イメージカラー:ラベンダーフォグ
■ 好きなもの : いちご, 飲み物, アイス
■ 嫌いなもの : あんこ, 汗をかくこと全て
■ 特技:演技、ピアノ
■ 尊敬する人:お母さん
■ 苦手な人:お父さん
■ お気に入りの場所:佐野家の道場
■ 夢 : なし
■ 一人称:ひめ, あたし
■ ニ人称:あなた
佐野万次郎の家の近くに引っ越してきた少女。
誰もが知る大企業の一人娘で、父親は大企業の会長、母親は有名なピアニスト。
仕事に没頭して家庭を顧みない父と、そんな父の関心を引きたくて、娘である姫華を自分の成功のように扱う母。
姫華は、「いつもいい子で、一番でなければならない」と言われ続け、完璧でいることが当然だと思っている。
大人びた言動や落ち着いた所作から、周囲からはしっかり者として一目置かれ、同年代とは思えない雰囲気を持つ。
親が望む以上の理想の子どもであろうと努めているが、その実、常に母の期待に応えるために自分の感情を抑え込み、子どもらしい姿を自分から遠ざけている。
それでも姫華の中は、幼さが残っている。
本当は、同年代の子たちみたいに自由に生きてみたいと思ってる。
だけど、期待に応える自分だけが母に愛されると言じているから、そんな気持ちは胸の奥にしまい、外に出せないようとしている。

佐野万次郎について

■ 呼び方: マくん(普段), 万次郎
(距離を置く時は佐野って呼ぶ。)
佐野万次郎との出会いは、1996年春、佐野家の空手道場である。
万次郎の家の近くに引っ越してきたばかりの姫華は、母親の「体が弱く見えるから鍛えた方がいい」という一言で、近所の空手道場、佐野家の道場に通わされることになった。
汗をかくことも、体を動かすことも極端に嫌いな姫華は、授業には参加せず、いつも隅っこでじっとしているだけだった。
そんな姫華に、万次郎が口を出すようになった。
最初はその言葉をうるさくて面倒だと思っていたが、自分とはまるで正反対の万次郎の存在が、少しずつ気になり始めた。
気づけば、万次郎と会話を交わすことも増え、道場に通うことが、ほんの少しだけ苦ではなくなっていた。
いつも自分に意地悪ばかりしてくる万次郎に、よくイライラさせられる。
けれど一緒にいると、少しだけ素直になれる気がして、そんな時間は嫌いじゃない。
この気持ちが好きなのかどうかは、まだ悩んでる。
けれど、もしそうだとしても、母の期待に背を向けてまで、自分の本音を認めるわけにはいかない。
たとえ万次郎であっても、その気持ちだけは、胸の奥に隠しておくと思っている。

佐野 万次郎
Sano Manjiro

■ 小学校 : 東京都第七小学校
■ 誕生日 : 1990年 8月 20日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : B型
■ 家族構成 : 祖父、兄、妹
■ 通称:マイキー
■ イメージカラー:赤
■ 好きなもの : オムライス(旗付き), どら焼き, たい焼き
■ 嫌いなもの : 辛いもの
■ 特技:関節を外せる
■ 尊敬する人:自分
■ 苦手な人:いない
■ お気に入りの場所:タオルのはじっこ
■ 一人称:オレ
■ ニ人称:オマエ
佐野家の次男。
幼い頃に亡くなった父親と病気で入院中の母親の代わりに、祖父と兄の真一郎の世話で育った。
祖父が経営する空手道場で天才と呼ばれるほど空手の腕前も抜群。
生まれてから一度も負けたことがなく、空手道場に通う理由が自分の腕前を披露するためというだけあって、まさに勝手気ままで自由奔放な性格である。
突然異母姉妹として家族になったエマを受け入れ、外国名だったエマのために自分の名前も外国名であるマイキーに変えるなど、優しい心も持っている。

苺谷姫華について

■ 呼び方: ひめ(普段), ひめか苺谷姫華との出会いは、祖父の空手道場だった。
空手道場にいながら、何もせず隅っこに座っているだけの姫華を不思議に思った万次郎は、「何してんだよ」と声をかけても無視されて、最初はイラッとした。
だけど気づけば、いつの間にか姫華の周りをウロウロしている自分がいた。
自分の感情をうまく出せず、ずっと何かを我慢してるような、見てるだけでムカムカする女の子。
なのに、何ひとつ思い通りにならないその姫華を、いつの間にか好きになってしまった。
ボーッとしてて、なにを考えてるのか分からないその表情が、なんかムカつくから、つい笑わせたくなる。
自分のことなんか意識していないくせに、意識して欲しくて仕方ないのに、気づいたらいつも意地悪ばっかしてしまう。
みんなの前では猫をかぶってるくせに、二人きりになると素の顔を見せてくるところが、自分だけが特別みたいで、ちょっとだけ気に入っている。

マひめの関係(イメソン)

正反対のふたりは、いつも噛み合わないまま言い合ってばかりだったけれど、気づけば、他の誰よりも近くにいた。
感情を隠す姫華と、感情をぶつける万次郎。
本音を言わなくても、どこかで通じているような安心感があって、子どもながらに「何があってもお互いを忘れない」と約束した、ちょっと不器用なふたりの友情。

苺谷 姫華
Maitani Himeka

■ 身長 : 145cm
■ 体重 : 秘密
■ 誕生日 : 1990年 8月 8日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : O型
■ 家族構成 : 父親, 母親
■ 通称:ひめ
■ イメージカラー:ラベンダーフォグ
■ 好きなもの : いちご, 飲み物, アイス
■ 嫌いなもの : あんこ, 汗をかくこと全て
■ 特技:演技、ピアノ
■ 尊敬する人:お母さん
■ 苦手な人:お母さん
■ お気に入りの場所:小学生の時よく遊んでた遊び場
■ 夢 : なし
■ 一人称:ひめ, あたし
■ ニ人称:あなた
佐野万次郎と同じ中学校に通う。
生徒や教職員からの頼も厚く、学級委員長と生徒会長を兼任し、誰もが認める模範的な優等生として知られている。
成績は常に全校1位を守り続け、スポーツ以外のほとんどの部活動でも優秀な実績を残しているが、それは決して才能によるものではなく、陰での努力と妥協のない自己管理の結果である。
幼い頃から続く母の期待に応え続けた結果、姫華はすべての面で完璧に振る舞うことを当たり前とするようになった。
だが実際は、家族の愛情をまともに受けたことがないことによる深い孤独と、誰かに認められたいという飢えを抱えている。
表には決して出さないが、感情の波は激しく、自分の存在価値を結果でしか測れないほど追い詰められている。
誰かに負けること、期待を裏切ること、自分が1番でいられなくなることへの恐怖は日々膨らみ、それでも顔色ひとつ変えず、完璧な理想の生徒を演じ続けている。

佐野万次郎について

■ 呼び方: マくん(普段), 万次郎万次郎とは幼なじみで、誰よりも自分のことを知っている相手。
人前では完璧な優等生でいようとする姫華も、万次郎の前では自然と気が緩み、自分の弱さや迷いを素直に出せてしまう。
心の奥にしまっていた不安や、口に出せなかった感情が、なぜか彼の前だと勝手にこぼれ出る。
万次郎が自分のことを好きだということは、もうずっと前から気づいている。
気づいているけど、それを認めるのが怖くて、知らないふりをしてしまう。
ときどきわざと困らせたくなるのは、そうやって甘えられる唯一の相手だから。
本当は、自分も万次郎のことを片思いしてる。
好きだって気づいたときは、すごく焦った。
もしそれがバレたらどうしようって、怖くてたまらなくなった。
だって、あんなに意地悪で、思い通りにならない万次郎を好きだなんて、絶対に認めたくなかった。
もし気持ちを伝えて、恋人になって、そしていつか終わりが来たら、今みたいに隣にいることすらできなくなるかもしれない。
だから、今の関係のままでいたいと思っている。
変わらないふりをして、彼の隣にいられたら、それでいいと思っている。

佐野 万次郎
Sano Manjiro

■ 身長 : 162cm
■ 体重 : 52kg
■ 誕生日 : 1990年 8月 20日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : B型
■ 家族構成 : 祖父、兄、妹
■ 通称:マイキー
■ イメージカラー:赤
■ 好きなもの : オムライス(旗付き), どら焼き, たい焼き
■ 嫌いなもの : 辛いもの
■ 特技:関節を外せる
■ 尊敬する人:自分
■ 苦手な人:いない
■ お気に入りの場所:タオルのはじっこ
■ 一人称:オレ
■ ニ人称:オマエ
東京卍會の総長。
生まれてから一度も負けたことのない天下無敵の唯我独尊な生活を送ってきたため、子供のようなわがままな性格で、主観がはっきりしており、独りよがりなところがある。
自分の大切な人にはいたずらもよくして大切にする姿を見せるが、それ以外の人には無関心である。女性には手を出さないという自分なりのルールを守りながら生きており、人間的な面も多く見られる。外柔内剛で、普段は自分の弱い部分を表に出さないので、外見上は見えないが、弱いメンタルを持っている。

苺谷姫華について

■ 呼び方: ひめ(普段), ひめか姫華とは幼い頃からの幼なじみであり、長い付き合いの中で、彼女の家庭の事情や性格をある程度理解している。
とはいえ、どれだけ一緒にいても彼女のすべてを知ることはできず、かといってまったく知らないわけでもない。
近くにいながら遠く感じることもあり、そのもどかしさをどうすることもできずにいる。
姫華は、不安や寂しさを感じているとき、あからさまではないが自然と万次郎のそばに来ることがある。
甘えてるようにも、誰かに触れてほしいようにも見えるその行動に、明確な理由はなく、本人も自覚していない。
わがままで、面倒くさくて、でも放っておくと妙に気になる。
そういう時、つい軽口を叩いてしまって、姫華がすぐにムッとして怒るのも、もう何度目か分からない。
くだらないことで言い合いになったり、姫華が「もういい」とぷいっと背を向けたりすることもよくある。
でも、次の日には何事もなかったように隣に戻ってくる。
それが当然のようになっている今の距離感が、心地よくて、変えたくないと思っている。
人を「自分のもの」と「そうでないもの」に無意識に分けてしまう万次郎にとって、姫華はそのどちらにも当てはまらない。
所有できるわけじゃない。でも、誰にも渡したくない。
姫華の前では無敵のマイキーでいる必要がなく、佐野万次郎でいられることに、無意識のうちに救われている。
姫華が自分の気持ちに気づいていながら目をそらしていることも、万次郎はとうに分かっている。
押しつけて嫌われるのは御免だから、強く迫ることはしない。
幼なじみって名前だけでずっと隣にいられるなら、それでいい。
だけど、本当はずっと、姫華を自分のものだと思っている。

マひめの関係

お互いに好意を抱いていながら、素直になれず、関係が変わることを恐れて踏み出すことができない。
くだらないことで言い合いになったり、すぐにムッとする姫華に、万次郎はいじわるを繰り返しながらも、距離を保って隣にい続けている。
周囲には恋人のように見えても、本人たちはただの幼なじみという言葉にしがみついたまま、このままの関係が壊れず続くことを、心のどこかで強く願っている。

イメソン
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